- 宇宙空間を情報共有と保存場所として活用
スターリンクの地球包括人工衛星通信網によって、海底光ケーブルでの一括大容量通信網というweb2形式の通信手段から、web3型の非集約型情報網へと、情報伝達の手段も移行してきている。
詳細は不明ではあるが、もしスターリンクの人工衛星に、それぞれが独立したサーバーが搭載されていたらどうなるだろうか。それは地上の情報ネットーワークから独立した、自立分散型情報管理が、宇宙空間に誕生することとなるのではないだろうか。そこに「X」で検討されているであろう、国家の通貨を介さない、資産移送システムが実装されれば、貨幣経済の在り方が変わらざるを得なくなり、仮想通貨のさらなる進化に繋がるのではないだろうかと考える。
もしこれが実現すれば、個人間での海外取引がより一層活発になるであろう。このことは海運業の、より一層の充実が図られることになるであろう。そのためには大型タンカーの、更なるエコシステム搭載が必須の課題になるであろう。風力活用タンカーなどの開発に、多額に資金が投入されているのが、この視点からも理解できる。
- 宇宙開発参入
自身の事業構想として、衛星軌道上に無重量状態の宇宙の劇場を設置することを考えている。非境界性と多様性の存在可能な場所としての設立を考えているので、資金や運用資産についても、可能な限り国家に担保された貨幣の使用を、避けたいと考えている。そのためには仮想通貨や、情報といった無形資産での運用が必須となるでろう。それら資金の管理として、人工衛星等の活用は有用であろう。また宇宙の劇場自体に情報処理機能を搭載させて、自立分散型情報管理システムの一部となり、地上の資産運用に活用することも可能であろうと考える。