新たな劇場が増えるには

仕事の現場で、劇場などの上演空間、施設がコロナで力が弱まりなくならないようにする話は出ている。
最近、劇場空間に足を運ぶことがあり、新たなアイデアを得た。
すでにある施設への支援は当然必要だ。そしてそれらは少なからず行われて、また検討もされている。

だがふと気付くと、新たな施設を増やすことによってより多くの人が身近に芸術文化を体験できる可能性は増えていない。むしろ減って行っているのではないかな。レストランやカフェがその減少して行く機会をなんとか埋めようと十人程度の観賞機会を提供している。これは良いことだけれども、実演家サイドとしてはそれ以上のキャパに足しする力が育ちにくいのではないだろうか。

Paris CDC/workshop Paris Carolyn Carlsonにて「ギコチナサ」リハーサル風景

短期的に今の状態への支援は当然として、中長期的な支援の施策が必要だ。またこれは観賞者となる一般市民にも中長期的な展開を理解し期待を持ってもらう必要があると思う。そのためには行政はもとより、文化芸術を提供しているアーティストの意識がもっと変わればうまく行くだろう。

まあ、とりあえずはその一歩となるように、このアイデアをもう少し整理して提案していこう。

これ以外にもヨーロッパなどに存在するアーティストの認定・登録制度なども提案はしているが、具体的に取り上げられるためには、もっと計画やリサーチをしてより良い提案として提示できるようにならないと。

アーティスト自身のリサーチ活動はとても重要だが、それを促し、またそれに対する支援もっと充実していけば良いだろう。

アーカイブというちょっとわかりにくい事業も、もっと普及する必要があるが、これは保存・研究分野としての地盤確立が先だろうな。これをアーティスト目線であったり、そちらの領域で行おうとすることは単純に客観的目線の必要な作業対しての立ち位置を曖昧にするし、一般的な理解を得にくくなる。あくまで違う立ち位置から取り組んでいることが大事だとおもう。

この記事を書いた人

日置 あつし

日置 あつし

京都在住ダンサー