【ダイヤモンドの輝きを得る】

人類はダイヤモンドへの憧れを持っている
ダイヤモンドの輝きが生まれるには
大量の石を掘り返して
ほんの少しの原石を見つけ出す
そこから輝きを得るために
幾度となく削り磨き
より輝くようにカットしていく
そして素晴らしい品質のものが
世の中に誕生する
最初から決して極上に輝いているのではない
成果を上げるために最も大切なことは
質と量の両方である
舞台芸術でも質を上げるためには
試行錯誤の量が必要で
量とは経験値でもある
もちろん稽古の量は必要だけれども
なによりも人前に立つ回数・量がいる
その事によって自分の良いところと
改良すべきところが見えてくる
なので次に向けての稽古で
改善を試みていく
その繰り返しによって
質は必ず上がっていく
それは舞台の数が多ければ多いほど
質を向上させる事ができ
それがうまくいくと
また舞台へ上がる回数も増えてくる
私は
ある時に他の仕事をするのをやめて
舞踊・舞台のことだけをすることに決めました
当初はもちろん仕事なんてほとんどない
そのかわり
舞台のこと
自分のことを
考える時間が増えた
それから
数年を経て
気付けば舞台芸術に関わる事で毎日を過ごし
海外にも
自分の作品の上演
日本舞踊を教える事
海外の振付家の作品に出演する事
などで渡航する事が格段に増えた
今年もすでにスケジュールは
かなり埋まっているけれど
さらに創作と出演の機会を増やして
ダイヤモンドのように
輝きを増していけるようにしたい

日置あつし

この記事を書いた人

日置 あつし

日置 あつし

振付家・ダンサー / 京都府庁アーツアドバイザー
京都を拠点に、ヨーロッパなど海外で活動しているアーティスト。
現在と伝統と多文化を織り交ぜた作品創作を得意とする。

職種:振付、ダンス、作曲、演出、プロデュース、俳優など

ジャンル:コンテンポラリーダンス、日本舞踊、茶道、アジアンテイストデジタルサウンド、DNA音楽、現代演劇、まちづくり系イベント、フェスティバルなど

地域での活動:吉田剣鉾保存会(京都市無形文化財)メンバー