豊かな時間を楽しむこと、楽しんでもらう事を滞在先でみているスペインサッカーのテレビ中継から気付かされる。

久々にサッカーの中継を見ている。特にサッカーが好きとか言うわけではないけれども、公演先の土地で宿泊している部屋にテレビがあってつけたら、やっていた。スペインリーグ。あまり何にも考えずに見ていたけれども、この状態ってとても大事だなと思った。

何かを、特に何も考えずにゆっくりと見ている時間。それはとても豊かだなと。

ぼくは舞台芸術に関わっているけれども、そこで発表される作品はそもそもが、その事を前提とされている。そんな時間を持てることの豊かさを思い出した。

そして、創る側、見せる側にいるのに、ふだんそのような時間を、公演を見に行くなど意外になかなかうまく持てていなかった事にサッカーの中継を見ていて気付いた。これはとても良い時間となっている。

作品を作るうえで、また作品に出る上で、忘れてはならないし、大事な事だな。

そう言ったことを、思い出したり、気付けたりしている今回のソノノチへの出演はやはり良い選択をしたなと思っている。

この記事を書いた人

日置 あつし

日置 あつし

(Atsushi Heki)
振付家 / ダンサー / アーツアドバイザー

京都を拠点に、ヨーロッパなど国内外で活動しているアーティスト。
現在と伝統、多文化を織り交ぜた舞台芸術作品を得意とする。

プロダクション航路延長:代表
京都文化力プロジェクト実行委員会
京都府アーツアドバイザー

職種:振付、ダンサー、作曲、演出、プロデュース、俳優など

ジャンル:コンテンポラリーダンス、日本舞踊、茶道、デジタルサウンド、DNA音楽、現代演劇、まちづくり系イベント、各種フェスティバルなどの文化芸術分野全般

地域での活動:吉田剣鉾保存会(京都市無形文化財)メンバー