種を蒔く

コロナで自粛が始まった最初の頃は、いまの職についていなかったので家で本当に自粛していた。結構気が参っていた。もちろん作品を作ることなんて出来なかった。けれどもその分考える時間と、少しばかりゆっくりする時間はあった。

5月の末から京都府庁のアーツアドバイザーとなったけれど、そこから現在に至るまで、むしろ芸術の現場に直接携わる機会はなかった。はじめての制度の中で、私自身もはじめて取り組むことがとても多く、毎日みんなで対応、適応しながら、いまに至るし、今だにその状況は変わらない。コロナというものに振り回されている感はある。

けれども来年からのことを考えると、自分自身のために、もう準備をしておかなくてはいけない。

しかし今の業務の仕事は山のように残っている。

板挟みにならずに、架け橋になれれば良いと思っていたけれど、いまはどうだろうか。

今からでも架け橋になれるし、今年度だけではなく、これから数年後の架け橋となるもののアイデアの種は少しずつ蒔けているのではないかと、思っている。

いつ芽がでるだろうか、楽しみだ。

この記事を書いた人

日置 あつし

日置 あつし

振付家・ダンサー / 京都府庁アーツアドバイザー
京都を拠点に、ヨーロッパなど海外で活動しているアーティスト。
現在と伝統と多文化を織り交ぜた作品創作を得意とする。

職種:振付、ダンス、作曲、演出、プロデュース、俳優など

ジャンル:コンテンポラリーダンス、日本舞踊、茶道、アジアンテイストデジタルサウンド、DNA音楽、現代演劇、まちづくり系イベント、フェスティバルなど

地域での活動:吉田剣鉾保存会(京都市無形文化財)メンバー