剣鉾の調整

剣鉾は主に紐の縛り具合で、まねき(先についてる長い鉾)の動きと、鈴(りん)の鳴りを調整する。もちろん他にも様々に細かなパーツの調整によって、より良いパフォーマンスが出るようにしていく。

紐の結び方は、自分でやってみないとなかなか覚えられない。巻き方の強さでも変わってくる。強めにするのか、弱めにするのか、鉾を差しながら調整の繰り返してベストなところを見つけていく。

ただ、人によって変わってくるので、やはり自分でやってみないとわからない。来年の祭に向けて結び方も学んでいきます。

この記事を書いた人

日置 あつし

(Atsushi Heki)
振付家 / ダンサー / アーツアドバイザー

京都を拠点に、ヨーロッパなど国内外で活動しているアーティスト。
現在と伝統、多文化を織り交ぜた舞台芸術作品を得意とする。

プロダクション航路延長:代表
京都文化力プロジェクト実行委員会
京都府アーツアドバイザー

職種:振付、ダンサー、作曲、演出、プロデュース、俳優など

ジャンル:コンテンポラリーダンス、日本舞踊、茶道、デジタルサウンド、DNA音楽、現代演劇、まちづくり系イベント、各種フェスティバルなどの文化芸術分野全般

地域での活動:吉田剣鉾保存会(京都市無形文化財)メンバー